日本に古来から伝わる紋章である家紋に関して、危機感があるということが注目され、話題になっています。
その内容は、時代の流れと共に自身のいい絵の家紋も知らないという人が増え、このままでは家紋という文化がなくなってしまうのではないかという危機感があるということ。
この記事では、家紋 危機感の真相はこちら!桐や橘、桔梗…その意味とは?の内容や、実際の画像、世間の声などをまとめていきます。
スポンサードサーチ
Contents
家紋 危機感の真相はこちら!その内容は?
家紋といえば、日本に古くから伝わっている分化で、それを一度は見たことがあるという人は多いのではないでしょうか。
歴史もののテレビ番組や、着物やお墓などによく使われているのを目にしたことがあると思います。
また、日本で一番有名な家紋と言えばテレビ番組「水戸黄門」に登場する「三つ葉葵」なのでしょう。
「この紋所が目に入らぬか」というフレーズが印象的で、多くの人がそのシーンを目にしているはずです。
そんな日本人にはなじみ深い家紋ですが、このままではなくなってってしまうのではないかということで、危機感が注目されています。
そもそも家紋は平安時代から発祥したといわれていて、自身の持物がわかるように公家の間でしるしをつけることが流行ったことがきっかけといわれています。
そして、その後も武士の台頭によって武具に家紋を入れたり、見方を判別するのに使われていったということ。
しかし、令和を迎えた現在では、自分の家の家紋を知らいないという人が増えてきているというのです。
私も自分の家に家紋があるということは知らず、どのような模様なのかもわからないような状態でした。
その背景には、都市部に移り住む人が多くなってしまったということや、子孫に引き継ぐものがなくなってしまったということが挙げられるようです。
昔は、刀や着物など、一生の物として引き継ぐことが当たり前だったようですが、現在では使うこともなくなってきました。
さらに近年では、管理者がいないなどの理由からお墓に関しても引き継がなくなっている現状があります。
家紋を知るということは自身のルーツを知るということになります。
先祖のことを知り、自分がどのように生まれてきたのかを知るということも面白いのかもしれませんね。
家紋 危機感の真相はこちら!桐や橘、桔梗…その意味とは?
家紋の危機感が話題になっていますが、その種類は様々で、桐や橘、桔梗など、多くの種類が存在しています。
それでは、その家紋に込められた意味とはいったい何なのでしょうか。
今回は最も有名とされている水戸黄門の三つ葉葵に関してですが、これは「徳川紋」と呼ばれ、その家系しか使うことを許されなかったといいます。
この家紋は三つ巴紋を参考につくられたといわれていて、日光東照宮にもその印がありますので、その力を借りる意味もあったのでしょうか。
徳川家=三つ葉葵というイメージが付いたのは、徳川家康が自身の一族に鹿この家紋を使わせなかったという背景があり、自分の一族を見えるようにしたということなのですね。
ちなみに豊臣秀吉は家臣に自分の家紋である桐の紋を使わせ懐柔したといいますから、そのような歴史的背景を学ぶことも面白いです。
自分の家紋を一度調べてみてはいかがでしょうか。
スポンサードサーチ
家紋 危機感の真相はこちら!実際の画像
家紋の危機感が話題になっていますが、その実際の画像がこちらです。
うちは、丸に隅立て四ツ目(まるにすみたてよつめ)
近江国(滋賀から東側~東北)を占めていた佐々木氏ルーツの家紋。
まぁ、うちは直系じゃなくてただの家臣だったんだろうけど。 https://t.co/YK0UCtoRP4 pic.twitter.com/PYZmMMvedq— ゴン@勇者部 (@ggxx_faust) 2019年11月24日
うちの家紋はこれって出そうと思ったけど名前バレするからやめた
変わりに織田家の家紋載せます pic.twitter.com/sUJbf2Ztko— 織田信長@グラフェス13.14日 (@oyakatanobu) 2019年11月24日
へぇ…そうながや?
我が家はこの家紋☺️
傘の開き方でも色々あるよね✨ https://t.co/Ohs8u6i3Bq pic.twitter.com/WaRw6b7oIS— 瑠璃 (@lapinusa46) 2019年11月24日
家紋 危機感の真相はこちら!世間の声
家紋の危機感に関して、世間の反応はどのようなものだったのでしょうか。
「家紋は、武家の文化であって大衆文化じゃないと思う。
大半の庶民は明治まで家紋なんてなかったんだから、別に知るべき人が知っていて、守るべき人が守っていけば良いのではないでしょうか?
武家の出で、家督を継ぐ立場にある人の大半は自分の家の家紋は知っていると思いますよ。」
「一昨年、墓石を建立するときに家紋を入れるかどうかは聞かれましたが、現代では家紋を使う機会は日常では皆無に近いと思います。
うちは武家だったので菩提寺でかなり前のご先祖までわかり、私は幼少期から家紋は知っていましたが、家紋を自ら何かの注文で使用したのは父が他界して墓石建立したときが初めてでした。
私が小学生の頃には家紋を描くという授業があったけど、今時はそんなの題材に使うことはないはずです。
自家の家紋を知らない人が多くても不自然なこととは思いません。
武家出身の家だと家紋を大事にする思いがあると思うけど、家紋を受け継いでいくかどうかは、それぞれのお宅で事情が異なっても仕方のないことのように思う。戸籍に家紋が記されているわけでもありませんし。」
「知らないで済む時代になったんですね。昔は、結婚式の時に家紋を聞かれ、葬儀の時も必要だった。内は図柄が複雑だったのでスーツやハンカチに刺繍をしてもらい、説明する時に見せていた。知らない人が増えたと言う事は、聞かれる事が無くなったと言う事なんでしょうね。」
やはり時代の流れということなのでしょう。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。